エンジン換装のエルゴ、墜落の一歩手前で助かる [ラジコン・へり]
ベル430、3枚ローターのシャトルは好調の飛行
エンジン不調だったエルゴ50を50SX-Hハイパーに換装して慣らしも終わりエンジンと腕の方の完熟飛行を、それに4枚ローターのベル430も久し振りの飛行を・・と昨日・10日、何時ものフライトエリアに出掛けました。持っていったのは、もう一つ3枚ローたのシャトルKSスペシャルと名付けている機体です。
とりあえず久し振りにフライトさせるベル430の飛行です。フレームはエンジンを換装した機体と同様のエルゴです。こちらは最初から50エンジンを積んでいます。エンジンも一発でかかり調子よく回っています。
スケールボディはいろいろと手を加えており愛着のある機体ですから落とすのが怖くて大した飛ばし方はしません。まあ腕の方もしれたもので上空をびゅんびゅんなんてとても出来ませんし、たとえ腕があってもそんな飛ばし方はしないでしょう。
雲一つない快晴、汗ばむほどの気温です。天気の良いときに・・・と飛行中の写真を何枚か撮りました。前回はカメラのバッテリ切れで写したくても写せなかったこともあり、張り切って撮ったのですが、あまりいいのは撮れませんでした。やはりカメラマンが必要です。
続いて完熟飛行を目指してエルゴ50です。1タンク目はエンジンも順調に回りニードルをさらに少しだけ絞り込みました。いい音を立てて回ります。私にしてはやや高めに上げ何回か左右に流しました。
2タンク目のときエンジンが時たま一瞬ですがプスッと止まったようになります。旧エンジンのときに調整が悪いのかと苦労させられたのと同じ症状です。いろいろと点検したのですが、不具合箇所は見つかりません。離陸せずにエンジンを回し浮き上がる瞬間までスティックを上げるなどしていましたら再び同じ症状が起こりました。
理由はよく分かりませんでしたが、ともかくバラして調べようとエンジンの回転を落としたときにとんでもないことが起こりました。スロットルはもちろん、その他の舵が全然効きません。そのくせエンジンはアイドリング状態で回り続けています。完全なノーコンです。
燃料は半分近くありますし、このままではいつまでも回り続けます。ともかく止めなければなりません。アイドリング状態ですから回転は大したことがありません。でもノーコンですから突然高速回転にならないとも限りませんのでうかつに手で止められません。
どうしたものかと考えながらスティックをあちこち動かしていましたらスティックの動きにスロットルが反応するようになりました。これ幸いとすぐさまエンジンストップです。出来ればほかのサーボの動きなどを見てみたかったのですが、いつノーコンになるか分かりませんからエンジンのストップを優先させました。
それにしてもエンジンの息づきが出た後も様子を見るためにと飛ばし続けていたら・・と思うとぞっとします。多分ノーコンとなり墜落の危険が多分にあったことでしょう。着陸させて様子を見たので助かりました。
エンジンを止めて各陀の動きを見ますと正常です。バッテリーも半分以上残っています。コードのゆるみがあるかもしれないと引っ張ったりゆするように動かしてみたのですが正常でサーボのぴくつきなどはありません。
残るところは受信機の故障くらいしかありません。長いこと使ってきたJRのR800Sです。何度かの墜落の憂き目にも耐えてきています。ときには大破というときもあったのですが、それでも正常に動いてきていました。ついに寿命が来たのでしょうか。
ともあれメーカーに点検に出すとともに他の機体から受信機を外して積み替えるか、さっそくこの機体用に新しい受信機を買うということになるでしょう。
ベル430とシャトルKSスペシャルをもう一度飛ばしました。エルゴがそんな危険を含んだ飛行の後ですが、順調にフライトさせられ、まずはモヤモヤ気分を吹き飛ばすことが出来、気分よく帰途につくことができました。
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