シャトルのエンジン不調、飛行場で仲間とワイワイやりながら調整 [ラジコン・へり]
エンジン取り付けにブレ、ゆがみが出ていたよう、調整後は快調
土曜日は絶好のラジコン日和でしたが、所用があって飛行場には行けませんでした。待ちかねた今日・日曜日はやや曇っていましたが風もなくまずまずの天気、エルゴ50、3枚ローターのK&Sシャトル、それにジェットレンジャーを持っていそいそと出掛けました。
エルゴ50は快調の飛びでしたが、K&Sシャトルは前日までに念入りに調整したにもかかわらずエンジンがあえぎあえぎ回っているような状態で満足に浮き上がりもしません。仲間があれこれと、バックラッシュが悪いのではないか、クラッチがおかしいようだ、ワンウエイ・ベアリングいかれているのでは、エンジンの取り付けにゆがみがあるのでは・・などといい、エンジンを降ろしたら直ぐ分かるよ--とのご託宣です。
自宅に持ち帰ってからゆっくり調整を・・と思ったのですが、仲間に催促されてその場でエンジンを降ろすことになりました。ギアのかみ合わせはよさそうなのですが、降ろす前にシャフトスターターの上下のベアリング受けを止めているネジを全部ゆるめバックラッシュをフリーにして回転状況を見ました。しかし、どこかがこすり合っているか、絞められているようでスムーズに回りません。自宅で調整後に試めした状況よりかなり悪くなっており、これではスムーズに動かないはずです。
続いてメインマストを止めている上下のベアリング受けのネジもゆるめて試しました。少しは動きが緩やかになったようですが、まだまだ満足な動きではありません。
エンジンを完全に降ろした状態でメインギアの動き、シャフトスターター軸の動きなどを見ますとスムーズで、この状態ならエンジンを取り付けても快調に回るはずです。ということはエンジンの取り付けがおかしいのではないか・・ということになり、エンジンを少しずつ前や後ろに、また上下に動かしながら様子を見ましたらスムーズに回るところが分かりました。
メインフレームにある既定のエンジン取り付け穴から前方に1ミリほど動かしたところが正解でした。その状態で、クラッチベル、クラッチシューの位置などを見るとスターターシャフトからクランクシャフトへの芯もまっすぐに通っているようです。この位置に合わせて取り付けるためにカーボンのメインフレームにあるエンジン取り付け穴を少しだけヤスリで削りました。上下についてはこれまでより1ミリほど下げました。これで異常なくスムーズに回るはずです。
各部のネジを締め付けていきましたら、また少しメインギアの動きが渋くなったように感じました。しかし、みんなの意見ではこれくらいならいいのでは・・ということで、そのまま本締めしエンジの取り付けを終わりました。
さて試運転。エンジンは順調に回り、あのブレーキのかかったような回り方は見られません。ステイックの動きに合わせてエンジンは快調に回り、機体はスムーズに浮き上がっていきました。まずは成功です。
しばらく様子を見ながら慎重にホバリングを続けました。スロットルのスティックに対してのエンジンのレスポンスがこれまでとはやや違ったようにが感じますが、これはエンジンの回転が変わったためでしよう。今日のテスト飛行はここまでにして、さて次回の飛びがどうか・・・が問題です。
飛行場で仲間とわいわいやりながらの作業は船頭多くして・・・ではなく、三人寄れば文殊の知恵で調整もうまくできたようです。仲間に感謝。
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